国産山葡萄手提げ籠バッグの修理

山葡萄手提げ籠バッグ


山葡萄手提げ籠バッグはシンプルな網代編みがいい。ボクが昔から愛用している物は、馴染の職人さんから頂いたり、母から譲られたもの、あるいは元々は東北の農家さんで背負い籠として使われていた籠なので、多くは定番の網代編みだ。もしよかったら、下でご紹介している動画「黒光り!数十年使う山葡萄細工、手提げ籠バッグの魅力」をご覧ください。




先日は、山葡萄といえば夏しか持てないのでしょう?とお客様からご質問いただいた。確かに竹細工でも、以前は白竹で編んだ手提げ籠を冬に使うのは違和感があるようにも思えたが、そのような感覚も随分前になくなった。今は一年通して皆様にご愛用いただいている、同じように山葡萄手提げ籠バッグも季節を問わずオールシーズンだ。まあ、兎に角使い込んでシブイ風合いになった籠は手放せなくなるから、使えば分かる(笑)。


山葡萄手提げ籠バッグ


海外の生産の山葡萄が増えてから、技巧にはしる編み方の籠が増えたが、やはりこうして見ても定番の籠が好きだ。先日は、修理のご依頼を頂いて艶の良くなった籠をお預かりした。編み上がったばかりの少し武骨な表皮が、滑らかに艶やかになりつつある素晴らしい籠だった。





コメントする