女性用の桐下駄が出来あがってきた。焼き磨きで仕上げられた下駄は、どうやって作るかと言うと、まず桐材をバーナーで焼いて焦げ目をつける。真っ黒くなった木肌を、今度は機械を使って丁寧に磨いていく。そうすると木目が浮かび上がり、光沢のある美しい下駄に仕上がるのだ。
近年は下駄というと、海外で製造されたものも多いのではないかと思うけれど、軽くて肌触りのよい桐材を使ったこの下駄は国産で作られている。
下駄は夏の浴衣にあわせて履いたりされる方がほとんどで、日頃は鼻緒の履物はあまり履き慣れないと思う。そんな若い方々には、足のホールド感のよい幅の広い鼻緒をオススメしている。
高知のお隣、徳島県藍住町には代々続く藍農家さんがある。その中でも、白花小上粉と言う品種にこだわって十九代続く佐藤家での仕事には感銘を受けた。そして、そこで出来たスクモを使って藍染される職人さんが又スゴイ。鼻緒の生地は、こうして染められたもの、藍染の事をよく耳にするものの実際はどんな風に職人の手が加えられているのか?ウェブサイトを見るとお分かり頂けます。
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