竹虎には、それこそ小ぶりで可愛い直径21センチのザルから、梅干し作りの土用干しには一番多用されている60センチと大型の国産竹ざるまでいろいろと取り揃えている。竹材も虎竹、真竹、淡竹、孟宗竹、スズ竹、篠竹など一口に竹といっても、これくらいの種類が使われているし、編み方も網代編み、四ツ目編み、ゴザ目編み等技法も色々だ。
サイズも分かれているので選ぶのに迷ってしまわれそうなら、国産竹ざるをオススメする。高知で昔から編まれてきた網代編みの竹ざるで、伝統的に主に孟宗竹を使って作っている。古老の竹職人はザルとは呼ばず「サツマ」と言うから、恐らく技法は鹿児島から伝えられたに違いないと思う。60センチが大きい場合には、40センチのサイズをお選びいただくと良い。
ふたえばらと言って裏面に六ツ目編みの補強が入った竹ざるもあるけれど、意外と少なくなって皆様もご覧になる機会の少ないのは四ツ目編の竹ざるかも知れない。
通気性の良い四ツ目竹ざるには、見た目の美しさまで考慮して真竹を磨いた竹ヒゴを使ったり、日本唯一の虎竹で編んだりしたワンランク上のクラスもご用意している。そうそう、竹ざるに「国産」とわざわざ付けているのは、やはり海外製のモノとは区別していただきたいからだ。国産と付いていない竹ざるも、竹虎の場合はもちろん日本の竹にこだわり国内で製造された物だけなのでご安心ください。
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