あれは、いつだったか地元の中学校にお招きいただいて竹の授業をしていた時だった。教室にいる生徒の皆さんに向かって「NO BAMBOO NO LIFE」の意味は分かりますか?と聞いてみた。実は、たまに人前でお話しさせてもらう機会があると同じ質問をしてみるのだが、あまり手を上げてお答えいただく事は少ない。しかし、この時は勢いよく手を上げて答えた男の子がいて驚いた。
しかも、あまりに自信満々に正解を言うので、どうして知っているのか訊ねたら、何と「NO KATSUO NO LIFE」と文字の入ったTシャツを着ているからと笑った。彼は鰹の一本釣りで有名な中土佐町久礼から通って来ている学生さんだった。
「KATSUO」だけでなく近年「NO ●●●● NO LIFE」と見かける事がある。自分たちにしか出来ない事で社会に貢献する事は、時代がどう変化していこうとも大切な事だと思う。竹虎には、竹しかないので2011年から「NO BAMBOO NO LIFE」と掲げ続けてきた、「●●●●のない人生なんてない」が日本にもっともっと広がればいい。
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