真っ白だった竹肌が、このような飴色に変わっているのだから随分と前に作られた物だと分かる。しかも、この艶からすると竹材は火抜きに違いない。白竹の油抜きには熱湯と使う湿式と、火を使う乾式があって経年変色が全く違う。
それにしても秀逸な手提げ籠だ、今まで見てきたどの四ツ目編み手提げ籠よりも存在感がある。
竹ヒゴのあしらいに熟練の技を感じる、竹の節が効いている。
こんな迫力とセンスのある籠を作る方は一人しかいない、ついついこの感動を皆様にも味わって頂きたく画像を何枚もアップしてしまった(笑)。
カズラの使い方も素晴らしい。
竹製オーバーナイター同様に力竹の籐がポイントになっている。
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