台湾宜蘭県で開催、アジア太平洋ソーシャルイノベーションサミット2023

アジア太平洋ソーシャルイノベーションサミット2023、谷中修吾氏率いる日本使節団


台湾宜蘭県は台北から東に60キロ程度、途中に高い山々がそびえているのだけれど、高速トンネルがあるお陰で渋滞がなければ車だと1時間で移動できる場所にある。今回開催されたアジア太平洋ソーシャルイノベーションサミットは台湾各地で開催されていて6回目となるそうだが、たまたま招聘いただいたのが美しい自然と温かい人々の暮らす宜蘭県で本当に良かった。谷中修吾さん率いる日本使節団とも言うべき皆様だから、さすがにユニークで楽しい方ばかりだ。もちろん、それだけのはずもなく、それぞれその世界で先進的な活動をされている凄い方々が全国各地から集結されている。お隣の県である徳島神山町からお越しの大南信也さんとお会いして初めて「同じ四国、高知も可能性ばかりなのでは?」と感じた。


アジア太平洋ソーシャルイノベーションサミット2023


陳建仁行政院長、游錫堃立法院長、オードリータンさん、王美花経済部長などの錚々たる来賓、13カ国から集う30名のスピーカー、会場の設備や関わっているスタッフの人数や様子から、いかに台湾政府が力を入れて開催されているサミットなのかが伝わってくる。


アジア太平洋ソーシャルイノベーションサミット2023、竹虎四代目(山岸義浩)


彭仁鴻氏、山口広輝氏、歐元韻氏、竹虎四代目(山岸義浩)


どんな事をお話しさせていただいたかは後日YouTube動画でもご紹介したいが、海外に来ての講演に関わらず何の不自由もなくサミットに集中できたのは全体を取りまとめてられているPonPonこと彭仁鴻氏、通訳やアテンドに細やかな対応いただいた山口広輝氏、高知県台湾オフィスの歐元韻氏のお陰だ。


谷中修吾氏


そして、やはり谷中修吾さんだ。この方とは環境省主催の回グッドライフアワードで初めてお会いさせて頂いた。その後、2019年に地方創生イノベーションカンファレンス INSPIRE(インスパイア)にお声がけいただいて今回がある。




谷中修吾氏


サミット前日には最高にラッキーな事があった。実は、現在オーストラリアに居を構えられていて世界を飛び回る日々の谷中さんだが、日程調整の都合から台湾松山空港から夕食まで2人きりだったのだ。忙しい方なので恐らくこんな機会は二度とないかと思うが、考えられている事や、されている事の表面しか自分達には見えていないと知った。話は縄文から宇宙まで広がって理解不能だ、しかし人生を楽しむ魅力にあふれる人だ。



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