先日の30年ブログでご紹介もした玄関すのこには、高知県特産黒竹を使っている。皆様が思われている竹に比べて随分と細い竹でもあり、また生産量も少ないので頻繁に目にする竹ではないかも知れない。しかし、よくよくご注意いただいていると和食の気のきいたお店様などでは、壁や天井の装飾に使われているので是非気を付けておいて欲しい。この黒竹箸箱も、竹集成材の本体にスライド式にはめ込む蓋部分は黒竹を使う。竹の身部分と黒竹表皮、渋い色合いのコントラストが引き締まった印象だ。
実は、この箸箱本体にはレーザー刻印で様々なメッセージをお入れさせて頂く事ができる。蓋を開けて、21センチの携帯に便利な少し短めの竹箸を取り出したら嬉しい文字が目に飛び込んでくる。
黒竹は虎竹と同様に自然そのままの色合いだ、なのでそれぞれの竹によって黒の出方が異なる。並べてみると際立つけれど、これがそれぞれ個性的で素晴らしいのだ。
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