虎竹の里を彩る花火

 
夜の虎竹の里


虎竹の里にあるJR安和駅はホームのすぐ下に須崎湾、さらに太平洋が広がる美しい景色が眺められる駅として鉄道ファンならずとも有名な場所だ。ボクが小さい頃には2名ほどの駅員さんが常駐する大きな駅舎があった、海の広がる景色が当たり前だと思っていたので、何かのポスターに選ばれて東京の山手線に貼られているのを見た時にはビックリした。


実はこの場所も竹虎とは非常に縁が深い。トラック輸送が中心になるまでは日本の物流は貨物列車だった、竹虎で製造された竹材や竹製品はこの駅から貨物に積まれて全国各地に運ばれて行ったのだ。汽車の時刻はカッチリ決まっていて、出発が遅れるなどは許されなかった、貨車一両分の製品を作るために当時は24時間3交代制で仕事をしていたのだから日本の経済成長と言おうか、凄い時代だったようだ。


虎竹の里の花火大会


そんな安和駅を見下ろす事ができる峠道も、1997年に公開した竹虎ウェブサイトで写真公開して以来、割りと知られる場所になった。ここからの景色は本当に素晴らしい、少し季節はずれだが焼坂の山々を彩った花火も良く見える所だ。




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