虎竹の里で掘り上げた竹を移植する先は、牧野植物園でも新しく整備されている「ふむふむ広場」と言う土佐の中山間地域に行くと見られるような石組みか印象的な高知の植物を集めた広々とした公園のような場所だ。サンサンと降り注ぐ太陽が眩しいくらいに日当たりの良い斜面が続いている、休日には家族連れの方などで賑わっている事だと思う。
この広場に通じる小道の両脇に虎竹を移植いただいた。気持ちの良い風が吹きぬける最高のコーナーなので、きっと元気に成長して多くの方を楽しませてくれるに違いない。
慣れた手付きで移植が行われている、さすが専門の職員さんたち、こうしたプロの皆様の手で管理いただけて安心だ。
ふむふむ広場は、高知市内を眼下に望んで本当にのんびりできる広場だ。ボクは県外から来られた方に高知観光を訪ねられたら、真っ先に牧野植物園をオススメしているけれど、この美しい景色を見ると、もっともっと薦めたくなる。
この5株の虎竹たちがドンドンと成長し、何年か後には虎竹の里のような竹林になって、この小道が竹のトンネルとなれば素晴らしい。
ふむふむ広場は五感を使って植物に触れ合うセンサリーガーデンだ。虎竹の里に見学に来られるお客様の中には生きている竹に初めて触ったという方も多いので、この虎竹がしっかり根付き成長した暁には竹肌を撫でて愛でてもらえるようになれば良いと思う。
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