日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」は、クラウドファンディングを活用して製作させてもらったのでご協力いただいた皆様の社名やお名前を竹プレートに刻印して、まるでレーシングステッカーのように車体に取り付けてさせてもらっている。今回の「チャレンジラン山口」は、先日9月18日の世界竹の日(World Bamboo Day)を広く知っていただくための記念ランとしているので、同じように竹プレートにロゴマークを入れて両サイドと車体後部に取り付ける事にした。
後は補助バッテリーやタイヤ周りなど先日からのテストランで気になるところを調整するなどして着々と車体の準備は進んでいる。ところが、ここに来て新たな課題が浮上した!そもそも前回のチャレンジラン横浜でも四国山脈越えは大変で朝4時まで寝られなかった事を思い出した。その日は、そのまま高松まで走って市内で充電している6時間で健康ランドに連れて行ってもらい爆睡していたのだ。
電気自動車は平地と坂道で消費電力が大きく違う、今回のルートを見直して充電ポイントを増やしたが、最後の勝負所である道の駅さんさんから三坂峠まで距離は約7.4キロなのだが高低差が206メートルもある。これは、虎竹の里からお遍路道の難所七子峠までの6.3キロ、287メートルと同じくらいだ。先日のテストランで電気切れしたコースを思い浮かべて、やはり簡単な挑戦ではないことを改めて感じている。
更に、実はこの三坂峠先日下見に行った時には、昼間なのに薄暗いなる怖いくらいの霧だった。道路の先が全く見えないのだ!日中なのにこの視界の悪さだ、当日の通過予定は夜8時。普通の車でさえ気をつけないといけないのに、これでは電気消費を抑えた効率的な走りが難しいばかりかスピードの出ない竹トラッカーに気づかず追突されたりする危険もある。
そう言えば、この国道33号線は川沿いの道だからか霧が多かった。高速道路が出来てからは通ることがないので忘れて手抜かりだっことに気づかせてもらい本当にラッキーだった。想定外の事態にも対応して安全に時間どおりに到着できるよう更に万全の用意が必要だ。
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