明徳義塾創立50周年「50年×50人」

明徳50年×50人


もう、かれこれ一年も前の話である、いつもお世話になっている明徳義塾高校時代のK先輩から電話があった。母校である明徳が50周年を迎えるにあたり、今までの卒業生の中から選出して学校当時の思い出を書いてもらい一冊の本にすると言うのだ。東京の大学を卒業され、地元で活躍されているK先輩は真っ先に白羽の矢が立ち既に原稿を送って校正も済んだと言われていた。


明徳はスポーツが盛んな学校だ、甲子園にも度々出場しているのでご存知の方も多いと思う。ボクは創立したばかりの第三期生だがプロ野球で花形の選手となった同級生もいたし、面識は全くないけれど後輩にはゴルフの松山英樹や横峯さくら、相撲の朝青龍などスポーツ界で有名となった選手の名前をあげたら相当のな数になりそうだ。恐らく自分が知らないだけでアスリートだけでなく、他の分野でも凄い方々がキラ星のようにおられるのだろう。が、しかしである。ボクのように学校で何一つ得意な事がなく、何をやっても中途半端な劣等生の話が掲載されるのも悪くないのではないかと思ったのでK先輩には出稿したい旨をそれとなく伝えておいた。


明徳50周年、竹虎四代目(山岸義浩)

 
それから数か月経って何かの時にK先輩と電話していると、原稿は提出したのかと言う。えっ、ボクのような者を掲載いただける様な話になっているのだろうか?すると、何とあれからすぐに担当のライターさんに連絡したら、早急にボクまでメールすると答えていたそうだ。それを聞いてビックリした、うーん、、、全く覚えがない。そこでライターさんに連絡したのだ。今の自分があるのは明徳のお陰だと心から思っている(と言うか事実だが)、おそらく両親など小さい時から自分を知る人はきっとそう感じているはずだ。そしたら、すぐに学校から電話がかかってきた。


明徳50周年、竹虎四代目(山岸義浩)


今度は更に驚いた、すでに原稿は提出されていて校正も済んでいるとの事!担当ライターさんの話によれば、数年前にボクは明徳卒業生スピーチをさせて頂いていた、その時の原稿を元に再構成して、すでに竹虎四代目さんも確認済みだと言うのだ。ああ、思い出してきた...そういえば随分前にそんな事かあったような(笑)。K先輩が書いたか?書いたか?と何度も聞くので、自分もてっきり新しく出稿せねばとばかり思っていた、改めて書いた覚えはサッパリなかったので、うっかり失念していたのだった。まあ、そんな明徳50周年。今度は「50周年×50人」という卒業生50名が登場する記念動画を撮っていただいた。結構早くから準備を進められいるので今年の事かと思っていたが50周年は来年だ。大恩ある母校が長く繁栄されているのは誇らしい事だ、大いにお祝いしたい。




コメントする