本日9月18日は、世界竹機構が地球規模での竹への意識を高め、竹の可能性を更に高いレベルにしようと制定した「世界竹の日(World Bamboo Day)」だ。今朝からニュースに流れている台風も九州に近づき、四国にも大きな影響がありそうで心配なのだが、あと10日にせまった世界竹の日を記念して走行する「チャレンジラン山口」も心配が尽きない。数年前に横浜までの1000キロを走った後も、虎竹の里を遠く離れて神奈川県や兵庫、大阪でも走る機会があったものの、その往復は車載専用トレーラーで運んでもらっていたので長距離走行は久しぶりとなる。
そこで昨日はテストランとして四万十町にある道の駅「あぐり窪川」まで乗ってみた。往復は約49キロ、途中お遍路さんの難所ともなっている七子峠があるので、四国山脈越えをせねばならない今度の走りにもピッタリのコースなのだ。電気自動車が坂道に弱いのは6年前のチャレンジラン横浜箱根越ええで身に染みている、あの時は距離が短いのに電池が見る見る無くなってしまい峠で立ち往生した。運よく駐在所にいた警察官の方や、竹トラッカーの事をたまたま前日のテレビで観たという方のレストランで充電させてもらえたが、実はその場でコンセントをお借りするのは本当に大変なのだ。
テストランでは距離は長いものの、帰りの七子峠の長い下り坂で電気消費が抑えられるばかりか、反対に充電されることがあるのでギリギリ帰ってこられるのではないか?台風の雨も心配なので、あまり深く考えずにスタートした...ところが、思いの他電池の減りが早い!40分で道の駅に到着するものの7目盛りで満タンなのが4目盛りまで減っている。
空も暗くなってきたので急いで折り返す、すると七子峠までに3目盛り...標高287メートルの坂道を下りきったら2目盛り...ああ、そこで焼坂を忘れていた!虎竹の故郷の山だ。ここは旧道で標高228メートルだが中腹の国道にはトンネルが掘られている。当時は四国一長いと言われた隧道、何とか帰社できるかっ!?ところが何と初めての竹トラッカー電池切れ体験!しかもなんとトンネルの中という最悪の事態!顔が青ざめる。
ただ、トンネル内が緩い下り坂という事でどうにか出口までは辿り付けそうだ。それでも冷や汗が噴出してくる、本社手前800メートルの所に鉄筋屋さんがあって、フラフラしながら前の駐車スペースに乗り入れることができた。延長コードを運んでもらい充電させてもらいながら、改めて今度のチャレンジラン山口を再考した。箱根の峠は846メートルだった、こんど挑む三坂峠ばどうだろうか...?何と驚いた720メートルもある!
「チャレンジラン山口」を甘くみていた。高速道路ができるまでは何度も通った道なので軽くみていたけれど、さすが四国山脈は高い、普通自動車で走っていたら全く気付かないけれど険しいのだ。大学の時に1ヵ月かけて走った北海道自転車旅行を思い出して気が引き締まった。そこで今朝は更に新しい充電ポイントと3か所を探してご協力いただく事にした。コンビニさん、道の駅さん、快く充電させていただける事に心から感謝です!ありがとうございます!
昨日電池切れして顔面蒼白となった焼坂トンネルを順調に走ってるYouTube動画がありました(笑)。
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