9月18日は世界竹の日(World Bamboo Day)として多くの竹関係者がイベントを用意している。竹は成長が早く継続利用可能な唯一の天然資源と言われ、現代の気候変動や環境問題に大きく貢献できる可能性があるものの、まだまだ未利用の竹林も多い。世界竹の日が制定され、各国で世界竹会議(World Bamboo Congress)やワークショップが開催されているのは、素晴らしい竹素材を一人でも多くの方に知っていただきたいという心からの願いに他ならないと思う。
ボクはメキシコで開かれた第11回世界竹会議で基調講演の機会をいただいたが、今回はインドネシアのStudio Dapurさんのお招きで軽いディスカッションスタイルのzoom会議に参加させてもらった。余談だが、ボクは5年前にジャカルタの空港でパスポートや飛行機のチケット、予定表など一式を落としてしまった事がある。本来なら旅はそこでストップするはずだったのが、後ろを歩いていた現地の方に教えてもらって難なきをえた、それ以来インドネシアの方々は大好きだ。
日本からの出席ならボクよりもふさわしい方がいそうだとも思ったが、そんな理由があった事に加えてインドのPravinsinh K. Solankiさんやバリ島にあるbambu indahという竹を使った楽園のようなホテルでお世話になった、John Hardy氏の娘さんの名前もあったので気軽にお話しさせていただく事にした。
この日のzoom会議でも画面を通じて人柄の良さや、竹に真っ直ぐに向き会っている姿勢がダイレクトに伝わってきて本当に気持ちがいい。竹の未来はどこに向かっていくのか?最後はそんなお話だったようにも記憶しているけれど、予定時間の2倍も使った楽しいディスカッションはアッと言う間に過ぎて正直詳しくは覚えていない。9月18日の世界竹の日の公開をボクも楽しみにしるのだ(笑)。
コメントする