日本全国の皆様、青竹踏みをされていますでしょうか?誰でも、いつでも気軽にできる健康法として古来知られてきた青竹踏みをもっと知って活用いただきたいと竹虎では事あるごとに声を大にして発信させていただいている。恐らく、日本でこれだけ沢山の青竹踏みを皆様にお届けしている会社は無いのではないかと自負しているけれど(国産の青竹踏み)、実はその大変さは並々ならぬものがある。
そもそも青竹踏みは、ただ単純に竹を半分に割っただけのものではない。青竹とは言うものの、竹林から伐採したままの竹では品質管理ができないので、まず油抜きという余分な竹の油分を除去する加工をする。それを自然乾燥させてから、半分に切り割りしているのだが自然の竹なので歪みや曲がりが出るので時間をおいてガタつきを調整している。
竹は竹林に行けばいくらでも生えているように見えるけれど、実際青竹踏みに適したサイズだけとなると竹材を探すだけでも大変だ。近くに竹林がある方は是非行って、青竹踏みのサイズの竹を探してみて欲しい。意外と適材が多くないことに気がつくはずである。しかも、竹は元の方は節間が短いけれど、ウラ(竹の先端)に向かうほど節間は長くなる。竹虎の孟宗竹を使った青竹踏みは、強度を保つために41センチサイズの中に節を必ず2つ入れている。つまり、20メートルの竹があったとしても太さ、節間を考えると一定の部分しか使う事ができない。
せっかく製造した青竹踏みも、油抜きしていてもカビが生えやすく夏場は天気をみながら外に並べて天日干ししている。竹の三悪は「割れ・カビ・虫」と言われるが、青竹踏みの場合はカビが大敵なのである。コロナで外出を控えてきた方も多いように思う、室内でも簡単にできる青竹踏み体操なるものを考案してYouTube動画で公開している。天然青竹踏みのパワーも感じながら楽しく体操すれば、身も心も軽くなる(笑)。
コメントする