自家製梅干しを作られる方には重宝する国産竹ざるだが、7月下旬から8月上旬の夏の土用の期間に梅を干すと、色付きも良く風味も増して美味しい梅干しが出来ると言われる。遠い記憶の中では、どこのお宅に遊びに行っても縁側でこのような竹ざるが使われていたような気がするが、もしかしたら同じように感じらている方がいるのではないだろうか?
高知県では網代編みされた竹ざるを「サツマ」と呼ぶ、今年は良質の竹材を思うように伐採できなかった事もあって、サツマが少ない代わりに網代底平ざるをお求めいただいている。
使い勝手のよいのは50cmと40cmのサイズだが、直径にするとわすが10cmの違いが見た目の大きさがこれだけ異なる。初めて梅干しにチャレンジされる方は1キロ程度の梅を並べられる40cmがオススメだ。
竹と食とは深いつながるがあるが見逃されている場合も多い。お弁当に入っている赤い梅干しづくりに、竹職人が関わっているなんて想像できない方々にも達人技とも言える竹編みの様子を知ってもらえると嬉しい。
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