エイジングまたたび米研ぎざる

 
経年変色(エイジング)マタタビ


さて、先週の土曜日の30年ブログからYouTube動画「マタタビ米研ぎざるのヒゴ取り!秀逸な山の恵み」をご覧になられた方はマタタビの経年変色に驚かれたのではないだろうか?少し飴色がかった米研ぎざるや蕎麦ざるを見て、これがマタタビだと思うと大違いなので申し上げたい。


マタタビ米研ぎざる


マタタビとは、このような純白の木肌をした本当に美しい籠なのだ。まさに雪国のお姫様のように見えてくる。


マタタビざる


この白い米研ぎざるや蕎麦ざるが時間は経っているとは言え、あんな色に変わるのか?そんな疑問を持たれる方がおられたら自分の持っている竹手提げ籠を見てもらいたい。


経年変色(エイジング)竹手提げ籠


全て真竹の竹表皮を薄く剥いだ、「磨き」と言う技法で竹ヒゴを取って編まれた籠たちである。飴色になっているマタタビ細工より更に深い色合いになっている。


経年変色(エイジング)竹手提げ籠


同じ竹手提げ籠と比べると分かりやすいかと思う。青々とした編まれたばかりの竹が、時間の経過と共にこんな美しいエイジングをする。たまらない竹の魅力だ。




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