2020年1月から開催されていたフランス国内巡回展「日本の日常生活の中の竹」(Bamboo exhibition in Japanese daily life)の竹細工達がパリから帰ってきました。思えば、ちょうど新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大直前からのスタートでしたので今度の展示はコロナと共にあったように思います。同年の10月からはリオンで、その次にはツールーズでの開催を予定していて皆様の反応を楽しみにしていましたものの、残念ながらそれは叶いませんでした。
それぞれの竹に作り手の顔が思い浮かぶ、日本人の暮らしの中から生まれてきた実用的で美しい竹細工ばかりを厳選していました。今では製作されていない籠も多いのでパリに荷物を送り出す時には、これが最高だと思っていましたけれど2年経って再会して見ると籠たちが変わったのか?自分が変わったのか?今度同じようにセレクトするとなると全く違う内容になるなあと感じますので面白いものです。
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