高知県高坂学園生涯大学

 
高知県高坂学園生涯大学での講演


高知には高坂学園生涯大学という60歳以上の方が集まり、毎月様々な講義を受講されている学びの場があります。知識を得る楽しみを持って何事にも関心を持たれて驚くほど沢山の方がご参加されているのは素晴らしいと感じています。そして、その講義の内容は多岐にわたりまさに人生の勉強をされているのだと思いますが、自分もそんな皆様の前で、についてのお話をさせて頂く機会を何度かいただいております。


虎竹の里の空撮


実は人生経験豊かな皆様ですので、竹の事についてはある程度をご存じの方も多いのでは?と思ってお伺いしていたのです。昔はご自宅近くにある竹林で遊んだり、竹トンボや竹馬を作る事も多くて今とは比べものにならないほど竹が身近で生活や仕事に関わるシーンもあったはずです。ところが、意外と竹の事について知らない方が多く、虎竹の里にいて竹に囲まれ、毎日竹に触れている自分達がマイノリティなのだと改めて感じさせられます。田舎の高知県でこれなので日本規模だと更に意識が違うのかも知れません。


虎竹の里でのインターンシップ


若い方なら尚更の事です、2000年より大学生のインターンシップを初めてから日本の竹文化が失われてしまうという危機感を強く持って毎年続けて開催しています。コロナ禍の昨年も初のzoom開催で海外からの参加もあり手ごたえを感じていますので今年もオンラインにせよ、オフラインにせよインターンシップを予定しています。


須崎市中学での授業


中学や高校の授業では地元に虎竹という珍しい竹があること、地域資源である竹をどうやって宝に変えて地産外商に繋げていくのかをお話します。日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」に乗って行ったり、虎竹アーマーで登壇したり、苦労は絶えません(楽しんでいるだけですが)。


ちなみに虎竹アーマーは胸を締め付けるので声が出しづらい時があります、普段と同じように息を吸い込めないのです。虎竹アーマーでもそうなのに昔の鎧など本格的な武装をして戦に出た武将はどうだったのか?戦場で声を上げられないと大変なので何か工夫があったのか?虎竹アーマーで声を張り上げながら思っていました(笑)。




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