竹林で葉が白く変色してしまっている竹を見かけるようになりました。一度や二度ではありません、葉緑体のDNAが突然変異して白くなる事がありますが、それとはまったく異っています。近づいて触ってみるとカサカサに乾燥して枯れてしまっているのです、青々とした生命力に溢れている竹が見る影もないほどなので一体どしたのかと気になります。
遠くからでもすぐに気が付くのは比較的本数が少なくて青い竹葉の中で目立つからです。この真竹の場合にも周りには元気な竹が沢山生えていますし、この竹自体も稈の色合いなどみると枯れているようには見えません。
竹が枯れると言えば開花を真っ先に思い浮かべます。孟宗竹は60年に一度、真竹や淡竹は120に一度という長い周期で花か咲き竹林は全て枯れてしまいます。近年、そろそろ開花時期が近づいてきたのか全国的に淡竹の開花が見られていて、虎竹の里から車で20分程度の孟宗竹の竹林でも部分開花がありました。
ところが今回の竹葉が枯れる様子と開花で枯れるのとは様子が違います。同じように白く見えても開花の場合はイネのような花が白く見えているのです。
護岸竹として整備されてきたこの真竹にも他の竹林と同じようにテング巣病が広がっていました。
この病気のせいで枯れていくのだろうか?
光合成できなくなった竹は当然枯れてしまいます。せっかく生を受けた竹、護岸用として人の役に立ち役目を終えたとも言えるものの、このような姿の竹はやはりあまり見たくありません。
鈴木貴美子 返信
枯れた竹はどいしたらいいの?土も白くなっています
竹虎四代目 返信
整備をしている竹林では、枯れた竹材は伐採しています。
手入れされない場合は、立ち枯れでそのまま放置されているので
竹が斜めに倒れたりして作業のしづらい竹林となっています。
土壌の変色については、たまたまの現象ではないかと思います。