バンブーピラミッドと聞くと一体何の事か?と思いますけれど実は大小二種類だった網代弁当箱に、もうワンサイズ大きな特大を作る事になり、それぞれの本体を上蓋に入れた状態を重ねるとこのような形になるのです。
特大サイズは弁当箱としてだけでなく小物入れや他の用途にお使いの方も多いので実は前々から作りたいと思っていました。今回は試作も兼ねて白竹で製作してみましたが本来は虎竹で製作するつもりでいましたので、虎竹の網代弁当で3種類のサイズをご紹介できる予定です。
日本唯一の虎竹で、このように網代弁当箱が三段重ねになりますと更に迫力満点です。
昔ながらの竹籠は用途によって大きさのバリエーションがあった方が便利なので三個入りや四個入りのものが良く作られていました。重ねると効率良く場所も取りませんし、持ち運びしやすいので重宝されていたのです。白黒の写真で籠を山のように積んで走る三輪車を見た事がありますが、竹籠の中に次々に籠を入れてロープで縛られていました。
今では大量に籠を編むという事は少なくなりましたのでサイズ違いも目にする機会は減りつつあります。けれど、このように特大、大、小とサイズ違いを並べてみますと、それぞれ単品でご覧頂くよりもアレコレ使ってみたいアイデアが浮かんでくるのではないでしょうか(笑)。
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