母と虎彦さん「虎の子」

 
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「雲龍風虎」とは、龍のいる所には雲が沸き起こり、虎のいる所には風が吹きすさぶという意味です。その昔、仙台藩城下では奥羽山脈から吹き降ろしてくる風によって大火事が度々あったそうで、この故事に習い火消組に火伏せの虎舞を舞わせると火事が治まり東北各地で伝わったと言われます。


この虎舞に感動して店のシンボルマークに使われているのが宮崎県延岡市の老舗和菓子屋「虎彦」さん。2022年の寅年の合わせて11年ぶりに復活させた、かるかん虎の子というお菓子には昨年末にお届けさせてもらった虎竹を写真撮りされて、そのまま専用箱に印刷いただいています。


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沢山のお客様の声にお応えして11年ぶりの再販売となった虎の子ですが、虎彦さんが外箱にまでも虎に関わるものを探し出し、使われるという凄いこだわりを感じます。そして、実は一番最初に竹虎から竹を送らせてもらったのは何と36年も前の事!虎の子を初めて世に出した時に使って頂いていたのでした。父や母も現役バリバリの頃の話、新春に届いたお菓子を一番喜んだのは両親でした。




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