さて、2022寅年、新春虎竹の里ウォーキングでもう一つお話させて頂きたい事があります。それがこの虎竹たち、実は虎竹は淡竹(はちく)の仲間で竹表皮には白っぽい粉をふいたような蝋質があるのが特徴です。竹にも個性があって白さはそれぞれ違いますが、薄暗く曇った日に一筋差し込んだ日の光に照らされると、まるで意志があるかのように輝いて見える事があります。
新春は美しい青空に太陽がサンサンと明るい一日でしたけれど、それでも竹はこんなに光を放っています。これが雨模様の晴れ間や夕暮れ時だったとしたら、どうでしょうか?淡竹が黄金のように見えても何ら不思議ではありません。竹取物語のかぐや姫の里と言われている場所は全国に数カ所あって何処なのかは今だに定かでありません、しかし、生まれた竹に限りましては淡竹に間違いないと思っています。かぐや姫の竹と言っても過言ではないのです。
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