虎屋かるかん「虎の子」と虎竹

 
虎屋さんチラシ


平成9年と書かれていますから1997年、つまり24年も前のチラシをご覧いただいています。発行されたのは宮﨑県延岡市の老舗和菓子屋「虎屋」さん、店名にちなんで素材に虎豆を使い、東北伝承の虎舞のデザインれさた掛紙で、かるかん「虎の子」を製造されるに当たって、高知県の虎斑竹を思い出して頂き当社へご用命れさました。そして、お届けした虎竹を写真で撮られて、カラー印刷した虎竹柄の箱を作り、寅年に販売されたのでした。チラシに写るお菓子の箱を良く見てみますと、確かに虎竹が並べらた写真が刷り込まれていて嬉しくなります!


虎竹


寅年、虎屋、虎豆、虎舞、虎の子、虎竹と六つの虎が揃った虎づくしの和菓子、ところがチラシの見出しに書かれているように「もうすぐ十二歳かるかん虎の子誕生うら話」とあって、実は虎屋さんとの縁は何と36年もの前にさかのぼります。自社でも虎竹の美しい虎柄に惚れ込み、包装紙やチラシなど様々な用途に使っていますが、そんな昔から虎竹に着目されていた和菓子職人さんがいたとは感激です。


竹虎チラシ


創業70年の虎屋さんは令和元年に虎彦とお名前を変更されていますが、来年の寅年を迎えるにあたり再び「虎の子」を発売される事となり、改めて当社より虎竹をお届けさせていただきました。虎彦さんの経営理念は「必笑!」だそうです、笑うという文字には「竹」が含まれています(笑)。笑顔は幸福感の象徴なので「安全で美しくおいしいお菓子づくりを通して、お客様の幸福と社員の幸福を求め続け、社業を発展させて豊かな郷土づくりに貢献する」という素晴らしい経営姿勢の会社様から、2022年の寅年に一体どんな美味しいお菓子が誕生するのか今から楽しみで仕方ありません。


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