長年使ったものは愛着がわいて思い切って捨てるなどという事ができないものです。このお客様も大事に愛用してきた木桶が古くなってタガが壊れてしまっても、まだまだお使いになられたいと、タガの修理に持って来られました。
真竹でタガをやり直してみたら、どうでしょうか?もちろん木材部分まで新しくなった訳ではありませんものの、まるで新品同様に使えるようになりました。
今回は桶でしたけれど、木や竹は加工性が高く修理も比較的容易なことから一つのモノを手直ししながら長く長くご愛用いただく事ができます。お買い物に重宝いただく虎竹買い物籠も傷みやすい持ち手部分などを修理させていただく場合がございます。まさに、竹など自然素材の素晴らしい一面です。
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