青竹細工で売り切れの籠やザルがいくつか出来ています。竹林を眺めれば竹はいくらでも生えているように見えるので、まさか材料が無くなってしまって製造できなかったと思われる方が、一体どれくらいいらっしゃるでしょうか(笑)。
確かに竹は竹林に来れば沢山あるのですが、伐採に適した時期というものがあります。特に近年害虫の被害が多くなっていますので品質管理のためにも竹を伐るタイミングを見極めるのは更に大切になってきました。
本日竹伐りに来たのは、虎竹の里の竹とは少し違う種類で青竹細工用の真竹です。孟宗竹ほどではありませんけれど、結構太く長い竹が必要です。この時期の高知は、まだまだ真夏の様に暑く早朝から作業して出来るだけ早く切り上げるようにしました。
竹細工には編むザルや籠によって太くて長いままの竹材がどうしても必要なものがあります。今回は、十分ではないものの、とりあえず予定していた数量に近いサイズの竹は伐り終える事ができました。
こうして伐り出された竹を使って、またひとつひとつ職人が竹籠や竹ざるを編んでいきます。
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