普通の青竹踏みに満足できない...?普通とはどういう事だろう?普通の青竹踏みと、普通でないものがあるのか!?と思われる方は今日の30年ブログは必見です。そもそも青竹踏みは日本古来の健康法で半割の竹をフミフミするだけの誰でも、いつでも、どこでも手軽に簡単にできる事から長く愛用されてきています。ところが、この青竹踏みすら現代の竹離れ現象の中で忘れさられようとしているので、自分はちょっとした危機感を持っています(笑)。
危機感の話は少し置いておいて、通常の青竹踏みは孟宗竹という竹で作られます。日本最大級の竹で、日本全国どこの里山に行っても見かける事のできる竹です。太さだけでなくて厚みもあり丈夫ですから青竹踏みとしては、打ってつけの素材なのです。
ただ、直径が大きいために半割にした時のアール(足裏に当たる曲り部分)は緩やか、これが一般的な画像右側にある普通の青竹踏みです。一方、細くアールが急な角度になっている左側が普通ではない、ワンランク上の強力青竹踏み踏み王くん、こうして比べてみるとまさに一目瞭然!
細い竹と言いましても、しっかりした肉厚の真竹を使い耐久性はバッチリ。さらに良くご覧いただきたいのですが、踏み王くんの方は単に一本の竹を半割にしているのでは無いのがご確認いただけますでしょうか?何と足裏にピンポイントにグイグイと刺激を効かせるために6:4の竹屋黄金率で切り割りしています。半割して1本の竹から二本できる普通の青竹踏みに比べて、1本の竹から一個しか製造できないのです。
実はこの上級者用とも言える強力青竹踏み踏み王くんは、ボディバランス整体師としてテレビ・ラジオでも有名で「足を温めると健康になる」「足裏のゆがみをとればやせられる」「朝に効くツボ 夜に効くツボ」等の著書もあられる吉田佳代さんに雑誌でオススメいただいています。
それでは、そんな良い製品がどうして今までなかったのか?大きな理由は竹材がないからです。踏み王くんは、竹虎の社員からのリクエストで生まれた製品なのですけれど細身の竹踏みのためには真竹を使わねばなりません。しかも41センチという長さの中に強度を考慮して節を2つ入れています(この節を考えなければ、もっと沢山製造できる)。
竹は竹林に無限に生えているように見えるかも知れません。しかし、筍から生えて3年、あるいは4年竹を厳選し、根元が太くてウラ(先端)に行くほど細くなり、節間も長くなる天然竹の中から直径5~7センチの規格に二節いれる竹だけとなると大変です。
1本や2本なら誰でもできるかも知れません。ところがこれを100本、1000本となると、竹材の確保だけでも容易ではないのです。それも長い竹の中から使える部分というのは決まっているので、大量に製造すれば大量にできる端材の利用も出来ねば継続できません。
だから、真竹を使った細身の青竹踏みがあればなあ、と思う方は多かったと思いますが世の中に流通させるほどの製造量はなく、皆様が目にする機会はなかったという訳です。
普通の青竹踏みでも慣れない方は土踏まずが痛いと言われます。そんな場合には少しづつ慣らしていかねばなりません、ところが踏み慣れてくると段々と刺激が足りなくなって当社社員のように真竹の細い竹踏みの要望が出てきます。しかし、さらにそれでもまだ上には上があって、踏み王くん製造の過程で乾燥が十分にできていない竹材が、このように丸まってしまう場合があります。何を隠そう自分はこれくらいのレアな超強力青竹踏みを愛用しています。
これで青竹踏み体操でも出来て一人前です(誰でもできます)。
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