深まる秋にピッタリな雰囲気の染め竹を使って小振りな一本手竹バッグを作りました。口には竹虎生地で巾着を付け実用的に仕上げています。
「やたら」とは、「やたらめったら」と同じ意味あいで職人の感性で自由に編みこまれる技法です。ゴザ目編みや六ツ目編みのように決められた編み方がありませんので、それぞれ出来あがった籠の表情が微妙に異なるのが面白いところです。
竹ヒゴを良くご覧いただきますと二枚重ねになっている事がお分かりいただけるかと思います。二枚剥ぎにした竹ヒゴを使う事によって柔らかさと強さとを兼ね備えた竹籠にしています。
普通の手提げ籠に比べるとかなりのミニサイズなので身の周りの大切な小物だけもってのお出かけに活躍しそうな竹籠バッグです。
底には小さい籠には似つかわしくないくらいの迫力ある、しっかりした力竹を入れています。
今回は珍しく予約販売です(笑)、只今予約受付中でお渡しできるのは11月下旬を予定しています。
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