やはり、この季節になるとザル蕎麦です。実は四国生まれの四国育ちのせいなのか、若い頃から蕎麦かうどんか?と言われれば圧倒的にうどんでした。ところが年齢を重ねるほどにモチモチした食感と喉越し、噛み応えのある太い麺はもちろん大好きではあるものの、スルスルッと入る蕎麦と優しい香りの良さも少し分かってきたように思います。
蕎麦は竹ざるが大事です、美味しいと評判のお店ほど国産でもかなりこだわったザルを使っていたりします。この夏もあまり外に出かけられずご自宅で過ごされる多くの方に少しでも本格的な名店気分をお届けしたいと思って網代底の蕎麦ざるを作りました。
大きな竹ざるばかり編んでいた職人に20センチサイズの竹ざるを作ってもらうのは初めてです。小さい竹ざるの方が編むのが大変ですが、さすがに熟練の手は違うと感じる出来栄えです。
新しい竹ざるに美味しいお蕎麦を盛りつけたら、テレビで東京リンピックの応援を楽しみたいと思っています。
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