伝統の土佐網代丸手提げ籠

 
土佐網代丸手提げ籠


伝統とは不思議なものだと思います。ずっと長く続いて来たものなのに一旦途切れてしまうと、ほんの数十年で誰も知る人がいなくなってしまいます。「土佐網代」と呼ばれる竹細工もそのひとつ、今ではその小さな欠片さえも全く見ることができないので信じられないほどなのですが、この40数年前に東京のデパートで開催された高知物産展のポスターを見ると間違いなくその籠があるのです。


土佐網代、土佐伝統の竹籠ポスター


今でも地元で編まれている竹ザルや四ツ目籠、残念ながら無くなった盛籠など色々ある中で右上に三個集めて写されている右端の籠は土佐網代で編まれたものです。


土佐網代丸手提げ籠


その伝統を細々と引継ぎ、生まれた持ち手付丸手提げ籠です。


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