
茹で上がった食材をすくいとるのにも、水切りするのにもキッチンにひとつあれば何かと便利な持ち手付きの竹お玉なのですが、実はよくご覧いただくと丸ざるに持ち手を取り付けているのではありません。何と一本の丸竹の片方を細く割って、その部分を編み込み丸いザルに仕上げているのです。
米研ぎざるの出来栄えの良いものが少なくなりました。このような横編みは竹細工の代表的なものですし海外製造も沢山あって見慣れているのか気にされる事も少ないですが実は本当に使える籠にするのは難しいのです。ただでさえ大変な竹ざるを一本の竹の先端に編み上げる今では希少な一品です。
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