故郷に錦を飾る虎竹網代弁当箱

 
虎竹網代弁当箱


虎竹網代弁当箱を是非お手に取っていただきたい、ビシッと折り曲る四隅に職人気質が良く表れています。昔から竹弁当といえば緻密な網代編みの竹弁当箱でした、虎竹で編み上げる事によってワンランクもツーランクもアップした上品さと魅力を感じるのは自分だけでしょうか。


虎竹ランチボックス編み込み


網代編みの弁当箱は、まず一枚の平べったい板状に編み込んでから四方を直角に立ち上げて箱型にしていきます。本体の編みに加えて上にピタリとかぶせる蓋部分が必要なので丁寧な手仕事で一つづつ完成させていくのです。


虎竹網代弁当箱の工房


竹虎では竹弁当箱用に(大)70センチ、(小)53センチ、二種類の風呂敷をご用意しています。デザインにはご自身も竹職人でもあられた版画家の倉富敏之先生の作品の中から網代編みの図柄をお借りして製作させて頂きました。網代模様の風呂敷から網代編みの弁当箱など、ちょっとシャレています。


虎竹弁当箱編み込み


虎竹も油抜きしたそのままの素材なら、口巻きに使用する籐も自然な色合いそのままです。


虎竹林で竹弁当箱、竹虎四代目(山岸義浩)


今日のお昼はコレ!こんな風にご愛用いただく方がコツコツと編み上げる竹細工と同じように全国に一人、また一人と少しづつ増えている事を嬉しく思っています。虎竹の竹林に立派になって帰ってきた弁当箱、故郷に錦をかざっているかのようです。




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