竹ヒゴをモダンにあしらったペンダントライトを見つけました。昼は美しい形そのもや竹の素材感を楽しめますが、暗くなってからはキチンと並んだ竹の格子の影、その隙間から漏れ出す光が、どこか懐かしい気分にさせてくれます。
少し前なら天井から吊り下がるこのような竹照明は、何ら珍しい物でも、趣向を凝らしたというものでもなく普通にどこのご家庭でも見られていたライトの一つでした。
竹の編み方だけでなく竹ヒゴの厚みでも表情の変わるペンダントライトは心安らぎます。
竹の照明は自由です、このような四ツ目籠の中に電球を入れて使われていたり、日の光をさえぎる笠が電球のシェードにされたりと色々です。
虎竹六ツ目ランドリーバスケットに日差しがあたって濃い影を落としています。竹灯の魅力はこのような陰影です。
しかし、どんな照明や竹灯も竹林の向こうから差し込んでくる眩しい竹の光にはかないません。
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