今年の年賀状のために「土佐のムレータ」を作ったお話しを昨日はさせてもらいました。YouTube動画で製作の様子をご覧いただけましたでしょうか?昔ながらの手法をつかい全ての工程が手作業です、だからこそあんなに温もりのある旗が作られるのだと感心しました。
ところが、昨年末に実はもう一枚プリントで作ってもらっていたマントがあるのです。これは昔からのお知り合いの手ぬぐい屋さんにお願いして製作いただいたもので、日本唯一の虎竹柄の中央に白抜きで竹虎ロゴマークをドンと入れてもらいました。こちらのマントは手染めのフラフに比べれば手軽ですし虎竹が鮮明に生地にプリントされていて納期の早さやコストに技術の進歩を思います。
何よりお世話いただいた手ぬぐい屋さんは竹虎がインターネットで情報発信を始めてから一番最初に虎竹の里を訪ねて来ていただき竹林までご案内した方なのです。もう20年も前の事です、当時大手食品メーカーさんをクライアントに持って大活躍されていたデザイナーの方と一緒に来高されてましたけれど、その素晴らしい感性に触れ自分達の方向性が間違っていないことを指南いただき非常に心強く思い感激したことが忘れられません。
なので、こちらのマントにも思い入れがあります。年末年始は結構付けたまま仕事もしてましたし出かけもしてました、怪訝そうに見られる事もありますけれどマントと言うと格好だけのものではありません。実際に肩にかけてみると温かいので寒い今年の冬にピッタリです(笑)。
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