土佐のムレータ

 
竹虎2021年賀状


例年、竹虎四代目年賀状は友人知人の他に12月にお買い物いただきました200数十名様のお客様には元日にお届けさせていただいています。そして、新春にお買い物を頂きました皆様にもお渡しさせてもらう場合がありますので、この30年ブログをご購読いただく方の中にもB5サイズとなりました特大の年賀状をお手元にお持ちの方もおられるかも知れません。


竹虎前掛け


新春早々大きくてご迷惑おかけしたのではないかと若干心配もしていますが、2020年は思いもしない大変な一年でしたので新年の挨拶状に自分達の意気込みを込めると自然とサイズが大きくなってしまったのです。ポイントは赤いマントだったと思います、闘牛士の使う赤いフランネルの布をムレータと言うそうです、大好きな竹虎のシンボルであるロゴマークを入れたムレータをどうやって作るか...?




インターネットで探してみると色々なメーカーさんがあって手軽に作れそうです。ところが遠くばかり見ていて忘れがちになりますが、高知には土佐伝統の染物があるのです!鯉のぼりの季節によく見かけるフラフと呼ぶ旗がそれ、馴染みのない方には漁師さんが船にかざる大漁旗を思い出してください。紹介いただいた三谷染工場さんにお伺いして実際に近くで拝見してコレだと直感しました。


ミナモトタダユキ、竹虎四代目(山岸義浩)


そうして染め上がった土佐ならではのムレータは虎竹の里に似合います。撮るのは一流ですが撮られることは少ない写真家ミナモトタダユキさんも笑ってくださっているので良かったのだと思います(笑)。




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