感謝の気持ちしかありません、高知新聞夕刊が休刊しました

竹虎四代目(山岸義浩)


先日の25日(金)をもちまして地元で愛され続けてきた高知新聞夕刊が休刊となりました。夕刊は朝刊と違って紙面も少ない分だけ、その一日の事がギュッと凝縮されて掲載されていたようにも思いますし、朝刊にはないカジュアル感のようなものがあって好きでした。また夕日の中、各ご家庭をまわって配達する姿も良いものでした、何ともほのぼのした気持ちにさせてもらえた事があります。


地元新聞の一番の利点は全国紙では取り上げられる事のない地域密着の記事です。最終日にも高知市にあるスーパーが閉店するニュースがありました、街のランドマークとして40年近く親しまれたとありますけれど、昔はこのスーパーの前の道路を通らないと中心地に行けずとても馴染みのある場所のひとつです。あの懐かしい建物がなくなるのか...などと知ることができるのは高知新聞だけなのです。


日本オンラインショッピング大賞


高知新聞さんには、こうした地域に根差した情報として竹虎を何度も取り上げて頂いています。本当に感謝しかありませんが、特に夕刊には田舎者の自分がインターネットに取り組みはじめ苦労の連続だった頃にたまたま受賞させていただいた「日本オンラインショッピング大賞」の記事を裏一面カラーで載せてもらった思い出があり思い入れは人一倍なのです。


日本唯一の虎竹


平成15年といいますと2003年、今から17年も前の事ですが記事を見た内職のおばちゃんから、まるで自分の事のように嬉しそうな声で電話がかかって来た事は忘れられません。こうして高知新聞さんにも助けていただき、盛り立ててもらってきたお陰で今日まで何とか仕事を続けさせてもらえていると思います。夕刊は休刊となってしまいましたがご恩は虎竹の里のたちと共に忘れる事はないのです。




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