竹炭ダイヤ籠について

竹炭ダイヤ籠


竹は数千年に渡って衣食住の様々なシーンで人の暮らしに役立ち続けてきました。そこで「笑」という漢字にも竹が使われていると言うのが自分の持論なのですが、近年になって燃料という事以外に竹炭が重用されるようになってきています。昔ながらの土窯を竹炭専用に改良した大型窯で高温で焼き上げるのは主に飲料水用の最高級竹炭です、水道水が美味しいミネラルウォーターになると人気だったり炊飯用としてお使いいただいたり、竹炭も用途が多岐に渡ります。


400度くらいの低温で焼かれたものは消臭用竹炭として、ちょうど今頃の寒くて閉め切ったご自宅のイヤなニオイ対策として使われる事の多い竹炭もあります。この竹炭ダイヤ籠は、そんな竹炭生活を助けるために専用に編むことにした竹籠なのです。消臭用として活用いただく竹炭を部屋に置く時に、和洋どんなインテリアも似合うように考えて製作しました。


籠表皮


竹炭を入れるから籠の色合いは当然黒が良いと思いました、そこでまず竹ヒゴの状態で黒染します。黒染した竹ヒゴで籠を編んでから再度黒く染め上げますので黒さが深まり、仮に竹ヒゴがズレた場合にも下地の色合いがのぞくことはなく、興ざめすることを防ぐのです。


籠力竹


底にはしっかりと力竹を入れてあります、サイズ的に2キロの竹炭(バラ)をゆとりを持って入られますけれど、もちろん竹炭用としてだけでなくアイデア次第で楽しくお使いただける黒染籠です。


マガジンラック


こんな感じで新聞や雑誌を入れるリビング籠としてご愛用いただくとお洒落です(笑)。


角籠


形も丸型と角型の二種類用意しました、置き場所やお好みでご自由にお選びいただければと思います。


竹炭籠力竹


角籠の方にも幅の広いしっかりとした力竹を入れています。この竹籠を編むのは若い頃から竹細工職人として活動をはじめ、子供三人を育て上げた頼もしいお母さんでもあります。女性ならではの繊細さに加えて、しっかりとした作りに温もりを感じるのはそのせいかも知れません。




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