お正月には気持ちのよい青竹箸でお節料理がいい。青竹の塗り箸というのは不自然な色合いのものもあるのですが、この青竹塗箸はかなりリアルな色合い。サイズも23センチで、どちら様でも不自由なくお使いいただけるお箸となっています。
アッと言う間にお正月がやってきますけれど、玄関先に置かれる門松を思い出していただきたいのです。中心に3本立てられた青竹とハス切りされて見える竹の身の白いのコントラストは日本人の一番好む色の組み合わせてとも言われます。この青竹箸も裏返せば美しい竹肌をご覧いただけます。
青竹箸塗箸です、もちろん天然の青々とした真竹を使う自然そのままのお箸もあります。しかし、この青竹の青さが長く保たれればよいのですが、青い色合いは本当に一時のもので伐採するとその切口からみるみる間に白くなっていきます。
たとえば、このメゴ笹籠も青く瑞々しい内でないと編めない素材なので編み上がったばかりの籠を見ると目が覚めるような美しさです。ところが少し時間が経つと青さがぬけ、更に時間がたつと白く落ち着いた色合いに変化します。
実は竹の良さは色合いが落ち着いてから長く長く使う内に醸し出されるものなのですけれど、青竹の良さを、一瞬の香りを楽しむ場合には伐竹してすぐの青竹を使わねばなりません。ただし青竹を愛でることのできるのは一回限り、次の日には青竹の良さは消えてなくなるので店舗で出された青竹酒器を自由にお持ち帰りできるのはそのためです。(カビも生えやいすのでご注意ください)
青竹の塗箸は、このような問題を解決して使い勝手の良さと青竹の色合いの両方を味わいたいという欲張りですが自然なご要望から生まれました。お求めやすいお値段ですのでご家族の皆様揃ってお正月をのんびりお過ごしいただきたいのです。
コメントする