根曲竹の盛皿など、なかなか出会う機会のない非常に珍しい竹製品なので実は自分で持っておきたいと思っていました。しかし、やはりこれだけ特徴的な竹材で編まれた盛皿なら恐らくご愛用いただく方の使い方、食材などによって何倍にもその魅力が引き出され多くの方に喜んでいただく事ができるのではないか?そう思いお譲りすることにしたのです。
二本子とも呼ばれますが、ふたつの竹ヒゴを並べて編み込まれた根曲竹。熊が頻繁に出没する山深い竹林での逞しい竹たちを見ているだけに、この竹への想いは深まるばかりです(笑)。
竹の伐採は日本全国どこでも大変な作業というのは変わりませんけれど、爆竹を鳴らし、笛を吹き、ラジオの大音声の中で伐竹する根曲竹の山出しは特別かも知れません。このYouTube動画にそのシーンが出てきますので是非ご覧いただきたいと思います。
縁のあしらいも良い。
この大きさなので一体どんな豪快な食卓を飾るのでしょうか。大歓声と笑顔が自然と浮かんでくるのです。
三本の根曲竹ヒゴで編まれた少し小振りな盛皿もあって、料理人の方などインスピレーション沸いてくると思います。
足もいい、好きになる竹細工は細かい所がいいのです。鋸で切った跡の残る鋸目までいいです。
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