30年前の山葡萄手提げ籠持ち手修理

 
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優しい丸みを帯びた山ぶどうの手提げ籠バッグは30年前に来客されたお客様が購入されたもの。今では譲られた娘さんがご愛用いただいているそうです。こうして親子二代、三代にわたって手に出来るのも丈夫な自然素材の素晴らしいところです。それぞれ使用頻度によって色合いは違いますけれど、この山ぶどうはまだまだこれから輝きを増しそう。現在巷に多くあるような技巧に走る派手目のものより、やはり昔ながらの素朴な籠は魅力があります。


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山葡萄手提げ籠に限らず持ち歩くことの多い買い物籠類は、底の四隅部分と並んで持ち手部分が一番傷みやすいものです。いくら丈夫さを誇る野葡萄でさえ、このようにヒゴが折れる事もあります。そう言えば自分が母から譲られた山葡萄セカンドバッグも同じように何か所かヒゴ折れがあります。


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セカンドバッグは網代に編み込んだヒゴ部分なので問題ありませんけれど持ち手は修理せねば使う事はできません。自然素材は強いと言われていても傷むことはあります、けれど元通りに手直しすればまた同じように何十年と傍に置いておくことができるのです。


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