青竹踏みは日本に昔からある健康法のひとつです。半割にした竹を足でフミフミするだけですが、その効果は抜群!まさに先人の知恵と言うべきものなのです。ところが近年、この青竹踏みすら知らない若い方々がいます、竹虎では2000年から毎年夏休みに地元大学生を中心としたインターンシップを開催して特産の虎竹の事を知っていただく機会を設けていますが参加される学生さんに「青竹踏みを知っていますか?」と聞くと多くの方がご存知ないのです!
一家に一つは青竹踏みがあると勝手に思っていた自分はビックリ仰天しました!?そして思ったのです「青竹踏みすらご家庭にないなら、本当に日本に暮らす皆様が竹に触れ合う機会は無くなってしまうのではないだろうか?」そんな自分としては衝撃的な竹離れの危機感を持って以来、青竹踏みを毎年出来るだけ多く製造し、全国のご家庭にお届けさせていただいています。
竹を割っただけの素朴な製品なので誰が見ても「竹」だと分かる所も良い所です。そうやって自宅に竹があることで少しでも親しみを感じていただけるのではないかと思っているからです。ただ、実は簡単そうに見えて自社が扱うような量を国産の竹で製造しようと思うとかなり大変な事です。竹虎の青竹踏みには強度を考えて竹節を必ず2つ入れる事にしています。竹の節間は均一ではなく根元の方は狭く、ウラ(先端)に向かうほど間隔が広なります、もちろん太さもありますから全ての素材が活用できる訳ではありません。山の職人が激減している中で、利益率が高いとは言えないこの竹の確保ができるのは青竹踏みに思いのある竹虎くらいではなのです。
さて実は今回、新型コロナウィルスでご自宅にいる時間が多く運動不足になっておられる方も多いのではないかと思い、この青竹踏みを使ったリズミカルで楽しい体操を考案しました!
今日9月18日は「「世界竹の日(World Bamboo Day)2020」です。世界中の皆様に竹で健康に、竹で元気になってもらいたいと願いをこめて竹虎社員一同がお届けします。虎竹の里は雨模様なので本社工場内からになる予定ですが午後3時からYouTubeLIVE配信に挑戦します。是非ご覧ください。
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