虎竹の里にひとつだけあったコンビニが撤退した。高速が通り車の通行量も激減した700人しかいない過疎の村では仕方ないのかも知れない。この地域はこのまま空き家が増え続け、やがて若者の姿が消えてなくなる寂しい場所になるのだろうか。
しかし、ここには日本唯一の虎竹がある、かって土佐藩政時代には高知城のお殿様に届けられていた由緒ある竹。竹虎初代宇三郎が山主を一軒づつ説いてまわって少しづつ竹林面積を広げてきた歴史のある竹。
虎竹の花が咲いた。花と言っても120年に一度開花する本当の花ではない、新しく編み上がった洗濯籠である。こんな美しい花が咲く場所が他にあるだろうか?日本に唯一つの土地の持つ力が認められ、過疎から「適疎」への先駆けとなる可能性を秘めた虎竹の里。明後日9月17日(木) 午前8:15~午前9:55のNHK「あさイチ」おでかけLIVE「高知須崎産トラ柄の竹を世界へ」でご覧ください。
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