随分と長く皆様をお待たせしてしまった虎竹万年筆が出来ました。虎竹模様を細かく編み込んだ緻密さに魅入ります、手にすると網代編みされた手触りが心地いい、同じように製作しても同じには出来ないオンリーワンの風格、ずっと指先で感触を楽しんでいたくなるほどです。
ベースはプラチナ万年筆プレジデントでペン先は高級感ある独特の大型18Kロジウムメッキ染分け、いくらスペシャルな虎竹万年筆といっても書き心地こそ大事な部分です。
もう10年近く愛用している虎竹水性ペンと比べてみました。なぜ万年筆ではないのか?やはり最初は自分が使いたくて作りますので自分の場合は万年筆よりも水性ボールペンの出番が多かったのです。そして、ボールペンでもアセチロイドを使って手作りする職人さんと出会いがあって「あんた竹虎なら虎模様やろ」と作ってもらったペン先なのです。
しかし、こんな万年筆が例えばこんな同じ網代編みされたアタッシュケースから出てきたらどうでしょうか?
このスズ竹アタッシュなら、どうなりますか?
いやいや小さい虎竹万年筆は渡辺竹清作煤竹バッグにも入ります。女性の方でもこんなバッグから普通に取り出して書きだしたら言葉がでなくなるのでは...!?ああ、妄想は尽きません。
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