先日からレジ袋有料化がありましたので竹手提げ籠バッグを続けてご紹介させてもらっています。今日も梅雨空で雨ばかり降っていますけれど、たまたま晴れた日があって急いで自分の周りにある愛用している物から、今では編むことができなくなった物、試作した物など手提げ籠バッグを外に連れ出してみますと思ったより種類がありました。
とっても好きなスタイルなのにあまり使っていない籠もあって今回嬉しい発見!?でした。すぐ近くに置いてあるのに籠に埋もれて(笑)出てきたのが軽くて強い籐手提げ籠。籐の籠は輸入のものも多く安価なイメージを持たれている方も少なくないのかも知れません。しかし、しっかりと国内の職人が編んだ籐籠はこんなに格好が良いものなのです。
母が長年使っていた買い物籠を子供が手にできる幸せ。竹の素晴らしいところです。おっと底の足がひとつ無くなっているのに気づきました、竹を削って差し込めば数分で修理完了。色目の違うのが又いい、次のスズ竹市場籠にもご注目ください!
通常のスズ竹市場籠よりも高さを少し低めにした浅めの手提げ籠はあまり見ることがありません。深めの方が一般的にはオールラウンドに使いやすいからなのですけれど、自分は一目で形の違いが分かるこの手提げがお気に入りです。先程、ご注目と言いましたのは口巻の中央部分、少し分かりづらいですが一部分が白っぽくなっています。犬にかじられてしまったので籐を巻き直しています、こうやって修繕ができる加工性の高さが竹素材の嬉しいところです。
只今、スズ竹は開花のため材料不足が続いています。YouTube動画で紹介しています、このようなスズ竹職人の仕事が早く再開できることを願っています。
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