スズ竹の開花で材料不足が続いていると先日からお話しさせていただいております。そんな中、ちょうどこの竹籠を編むだけの長いスズ竹素材があって一番大きな特々大のサイズより更に大きな市場籠が編み上がりました。しかしこれだけ大きいと女性の方には不向きかも知れません、あれもこれも入ってしますので、つい買い物をしていたらお財布も大変ですけれど重たくなって持ち運びも大変です^^;
そういえば一昨日にスズ竹市場籠の修理のお話をさせてもらったばかりですが、こちらの籠も修理させていただいたものです。両サイド下角部分をご覧いただきますと少し色目の違う竹ヒゴがお分かりでしょうか?
古い竹ヒゴと新しい竹ヒゴが分かりやすくて修理した跡がハッキリ確認する事ができます。傷んだり壊れたりすれば何でも新しいモノが手に入る時代に、このように手直して一つの竹籠を大事に長く愛用する文化はきっと次の世代にも伝えていかねばなりません。
竹虎スタッフが入社以来毎日会社にもって来ていた磨きの手提げ籠、真新しい竹ヒゴが目立っていましたがもう随分と落ち着いて馴染み出してきた頃です。
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