虎竹の里は、まさに「リアルたけのこの里」。次々に新しく活力のある筍が頭をだして、どんどんと伸びて行ってます(笑)。今日は気持ちのよい青空が広がっていますけれど、梅雨時の水の豊富な時期には「雨後の筍」という言葉通り生えてきて何と一日に120㎝も成長する事がありますから筍の成長力は凄まじいものです。
「男子、三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ」と言う言葉があります。志ある者は常に成長していて3日会わなかったら別人のように大きくなっている、そんな意味かと思っていますが筍の季節の竹林が全く同じで次の日、その次の日でも竹林の景色は全く違います。
本日は虎竹の筍が若竹になりつつある画像をご覧いただいています。もしかしたら青々とした竹なので「虎模様が付いていない...」と疑問に思われている方がおられるかも知れません。しかし、虎竹も若いうちは他の竹と同じように青い色合いをしていて虎模様が浮かび上がるようになるには3年程度かかります。
そこで、少し前に既に若竹になっている国内最大級の孟宗竹と見比べてみましても見分けが付けられません。太さの違いは竹の個体によるので、ご注目いただきたいのが竹の節です。
虎竹は淡竹(はちく)の仲間なので節が二本の線になっているのに対して孟宗竹は一本です。この辺りの事は、先月の8日に公開させていただき既に再生回数が1万回を超えておりますYouTube動画で詳しくお話しさせてもらってまいす。よろしければご覧ください。
立派な虎竹の筍が生えています、近年太さのある竹は少ないので期待の新人です。
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