梅雨がやってくると気になるのが「カビ」です。特に孟宗竹や真竹を素材に近いまま使う青竹踏みなどには毎年カビには神経を使っています。この時期にはカビ防止、虫防止に効果のある高温と圧力で炭化加工した竹踏み(炭化竹)が頼りになります。しかし、炭化した茶色の色合いに好みが分かれるのか?やはり、せめて最初だけでも青竹踏みは青々とした竹の色を感じられたい方も多いのか?定番の青竹が人気傾向ではあります。
青竹踏みは竹を半割にしただけの簡単な加工品と思われがちですけれど、油抜きという加工をして余分な油を取りのぞき耐久性を高めています。青竹踏みと言えども実際は「青竹」ではないのです(笑)また、竹虎の製品は強度を保つたけに全ての竹踏みに2節入れています。竹は節間が長かったり、短かったりしますので使えない竹材もかなり多くでます。
とはいえ大量に伐採した竹材から数百単位で加工していきますので品質管理は大変です。晴れた日には天日干しをして、天気が悪ければ大型扇風機で風を当てて水分量が適正になるまで乾燥させています。お手元に届きましたらすぐに開封して、湿気の多いところで長期間保管したり、ビニール袋に密閉したりすることは避けてください。そして、こちらの動画にありますように正しくお使いいただき健康にお役立ていただきたいと思っています。
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