虎竹削り箸は、軽く持ち良いからと時計もテレビもない山間にある静かなオーベルジュで評判となりました。細身で魚の小骨が取りやすいとも言っていただいておりましたが、竹はしなりがあり細いお箸を好まれる女性のお客様に特に人気だったのです。
削り箸は文字通り一本一本グラインダーで手削りしていますので微妙な違いがあります。しかし丸みをおびた竹箸の優しい感触は同じです、ずっと作り続けて来たお箸は漆で仕上げられています。
虎模様は自然の意匠で色付きは一本の竹でも部分によって異なります。細く割って製造するお箸の場合には、特に色合いの違いが顕著にあらわれますので完成した後で一膳分が同じ色合いになるよう選り分けてお届けしています。
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