心から嬉しい事がありました!それは、長い間来てくれなかったツバメが待望の巣作りをしてくれているのです!毎年決まって来られるという方からすれば普通の事かも知れませんが、自分の記憶を辿ると彼是10年近く来てくれていないように思います。そもそも竹虎本店のひさし部分は、深さも高さも十分にありツバメたちにとっては絶好の巣作りの場所のはず、それなのに何故巣作りしてくれないのか?以前は毎年ヒナが巣立っていたのに...そう思い続けてきたので本当に感激です。
ツバメは夫婦でピーチクパーチク(?)結構コミュニケーションをとる鳥です。巣作りを初めても色々と相談しているのでしょう、騒がしく飛び回りますので「もしや?」と思って見てみると営巣していました!初めて見つけた時には飛び上がってガッツポーズして喜んだのです(笑)
野鳥は安全で快適な場所を本能的に察知する力を持っています。たとえば、竹ざるを編む心優しい職人の工房には毎年ツバメがやって来て子育てしています。ところが何とその巣は手を伸ばせは届くような低い場所に作られているのです、すぐ近くで仕事している職人が自分達を可愛がって見守ってくれている事を分かっています。いつも座って仕事をしているから頼りがいのあるボディガードのように思っているのかも知れません。
違う職人の仕事場では愛犬が気持ち良さそうに昼寝していました。ご主人が竹を割りだすと籠が編み上がるまで、ずっと横に居るから気持ちよさそうに安心して横になっています。
ツバメも同じように自分達が安心して子育て出来る所だと感じて初めて営巣して卵を産みます。以前はそうだった竹虎が、長いブランクを経てようやくそんな場所になったのでしょうか?とにかく、ずっと巣を作ってくれず毎年今頃になると密かに心待ちしていました。無事にヒナが誕生し巣立つまで大事に見守ります。
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