雑誌BE-PALの取材に来られた鹿熊さん

虎竹の里、鹿熊勤、竹虎四代目


雑誌BE-PALの取材にライターをされている鹿熊勤さんにお越しいただいた。実はこの方には18年前にも一度お世話になっているが当時から自然の中から生まれる人やモノや事に着目されていたように思う。そう考えると実にキャリアが長い、こうして同じ方に来社いただくという事は十数年経った今も「相変わらず」という事で良いのか悪いのか...である。


小学館「野山で生まれた暮らしの道具」


前回は小学館「野山で生まれた暮らしの道具」という本に掲載いただいた。この土地にしか成育しない虎竹と、その竹を使った虎竹縁台を取り上げていただいた。


虎竹の里


しかし、なんど虎竹の里に来られても同じである。18年前と同じように竹林しかない所だ、ただ今回はちょうど伐採された虎竹が昔から続く細い山道いっぱいに山出しされている最中だったのが良かったかも知れない。


竹虎四代目


取材にあたって前の本を本棚から取り出して見てみると鹿熊さんの名前の横に「撮影・大橋弘」とある。それでカメラマン大橋さんの事を鮮明に思い出した。自分は今でもカメラ自体にはあまり興味がないためなのか詳しい設定は全く分からない。ところが当時は更にカメラの事を知らないし写真の撮り方もまったく分からなかったので商品写真はひどいものだった。


そこで、鹿熊さんと同行されていて半日以上滞在されていた大橋さんに撮影の合間をみては写真の事をあれこれと教わったのであった。大橋さんは非常に気持ちの大きな方で、素人の自分に懇切丁寧に撮り方を教えてくれる、そして撮影しているところをずっと見学させてもらった。やはり、実に沢山の方々のお陰だと感謝している。


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