テレビ番組はあまり見ることはありませんが昔から家ではNHKニュースを観ていましたので妙に親近感を持っていて、やはりニュースはNHKを観ています。それと欠かさず楽しみにしているのが大河ドラマ、今年の明智光秀を主人公とした「麒麟がくる」もこれから益々面白くなりそうで期待しているところです(笑)。
さて、そんな自分ですが最近さらに少しだけ気になっているのが「チコちゃんに叱られる!」という番組なのです。リアルタイムで観られることはほとんどないので全て録画ですが実は先週の2/14日(金)放送の「大根おろしの不思議」を昨夜大河ドラマの後に観てビックリ!
なぜって?何と竹製鬼おろしが登場していたからです。大根がピリリと辛いのが美味しさの一つではないかと思いますが、それが一体何なのか?考えた事もありませんでした。それをチコちゃんが教えてくれたのです。ご覧になった皆様も多いかと思います、その答えは「大根なりの最後の抵抗」だそうです(笑)。
動く事のできない植物にはたまにこのような特性を持ったものがあるように思いますけれど大根の場合にも自分を食べようとする人間や動物、虫たちへの警告として辛みを持っているとの事でした。
さて、その辛み成分については少し専門的になりますが大根にはグルコシノレートとミロシナーゼという細胞があり、すりおろして混ぜあわさるとイソチオシアネートができて辛くなるそうです。そこで大根を「細かい」「普通」「粗目」と三段階にすりおろして辛み食感実験をしていました。
混ぜ合わさるほどに辛みがでるという事であれば、普通に考えれば細かくすった大根おろしが一番辛いはずですが...?ところが実験の結果では竹製鬼おろしを使った粗目が一番辛ったのです!
実は一番辛くなりそうな細かい大根おろしは辛み成分が揮発性のためみがぬけやすいそうなのです。その点、粗い鬼おろしは細胞や組織が残っているため再び口の中でかみ砕くことにより辛みが出てくる、つまり辛みが生きているという事なんです。シャキシャキでピリリとくる大根おろし、まさに今がシーズンですので美味しく温まる鍋料理などでお楽しみいただきたいと思った事でした。
そうそう、ちなみに先日は小さく切りすぎた大根を鬼おろしにしてまう知人がいましたけれど硬い鬼歯が手に当たりそうになりますから大根は出来るだけ長く切ってお使いただくことをオススメいたします。ただ小さくなってすりにくくなった大根も、もちろん包丁で切ってお鍋に入れるなど無駄にはなりません。
それと良いタイミングで竹製鬼おろしが当たるプレゼント企画やっています!下記の動画をご覧ください。
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